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ガイソー周南店

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光市で角波トタン外壁の倉庫の現地調査に伺いました。

2019.02.22
 光市で倉庫の塗装を検討されているお客様からお問い合わせがあり、お見積りをご依頼いただきましたので、現地調査に伺いました。


外壁は、角波トタンでした。
角波トタンは、工場、倉庫、店舗等の外壁によく使用されています。
強度が高く、低価格で施工性も良く、経済的なトタン板です。
「トタン板」は、錆びにくくするために亜鉛でメッキされた鋼板で通常の鋼板よりも錆びにくいものです。
同じメッキ鋼板にはガルバリウム鋼板がありますが、ガルバリウムは亜鉛とアルミニウムでメッキをしているため、トタンよりも錆にくい鋼板です。
最近では、ガルバリウム鋼板よりも錆に強い「エスジーエル(次世代ガルバリウム)」と呼ばれるものも存在します。


全体的にチョーキングや退色があり、サビが発生している箇所もありました。
トタン板が亜鉛でメッキされて錆びにくいと言っても金属でできているため、年数が経過すれば防水性が低下し、雨水によって当然サビてしまいます。
紫外線や雨水の影響で塗膜が劣化しており、このままにしておくとサビが広がり角波トタンが腐食し穴が開いてしまう恐れがあります。
退色やサビが発生したら、早めに塗り替える必要があります。


鉄部は、塗膜が剥がれて錆が発生していました。
錆びることで脆くなり強度が低下するため早めのメンテナンスが必要です。
鉄部の塗装の際には、サンダーやグラインダーといった電動工具で錆を落として塗装面をキレイにしてから塗装します。
錆をしっかり落とさずに塗装すると、塗膜が剥がれたり、すぐに錆が発生したりするため下地処理がとても重要です。

通常、外壁のメンテナンスは「塗り替え」「張り替え」「カバー工法(重ね張り)」の3種類ありますが、角波トタン外壁など金属外壁にカバー工法をするのはほぼ不可能です。
金属には「もらい錆」という現象があり、その金属が健全であったとしても雨水によって流されてきた錆や風で飛んできた錆が付着すると急速に錆が広がっていく可能性があります。
お客様は張り替えは考えておらず、塗装でのお見積りを提出させていただきました。

ガイソー周南店では、一般の住宅の外壁・屋根リフォームだけでなく、工場や倉庫の外壁・屋根リフォームにも対応しておりますので、お気軽にお問い合わせください。



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