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山口市の方へ、屋根材パミールの不具合やメンテナンス

2020.12.15
本日のブログでは、周南市の方へ、屋根材パミールの不具合やメンテナンスについてお伝えします。
「パミール」は、1996~2008までニチハ株式会社から製造・販売されていた屋根材です。
屋根材の種類は、スレート屋根材に分類されます。
このパミールは不具合の多い屋根材で、築8~10年程度で表面が剥がれたり、ボロボロになってしまうことがあります。
アスベストの規制にともないアスベストを使用していないスレート屋根材として販売されました。

パミールでよくある不具合が「層間剝離(ミルフィーユ現象)」と「釘の腐食」です。
・層間剝離
層間剝離はミルフィーユのように何層にもめくれあがり剥がれてしまう不具合です。
基材が露出して雨水が浸透しやすくなり、屋根材の劣化が早まります。

・釘の腐食
屋根材を固定している釘の頭が腐食してなくなり、屋根材がズレたり、落下するなどの不具合です。
一般的なスレート屋根(カラーベスト、コロニアル)は屋根塗装をすることで、長持ちさせることができますが、パミールの場合には屋根塗装は不可能です。
パミールに塗装をしても、屋根材自体ごと塗膜が剥がれてしまうためです。

パミールのメンテナンスは、屋根カバー工法と屋根葺き替えになります。
・屋根カバー工法
屋根カバー工法は、既存の屋根の上に新しく屋根を被せる工事です。
既存の屋根を撤去しないので廃材処分費がかからず、工事費用を節約できます。
屋根が二重になるので断熱性が向上します。

・屋根葺き替え
屋根葺き替えは、既存の屋根を撤去して、新しく屋根を葺く工事です。
金属屋根材などのパミールよりも軽量な屋根材を使用することで、屋根の重量が下がり、地震の時に建物にかかる負担を減らすことができます。


ご自宅の屋根にパミールが使用されている恐れがある場合には、ガイソー周南店にご相談ください。
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