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山口市で爆裂したサイディング外壁の点検を行いました

2019.02.13
 山口県山口市にお住いのお客様より「ベランダのところの壁が剥がれているのが気になっている」とご相談がありましたので、点検に伺いました。


お客様のお宅は、築27年の2階建て住宅、10年前に外壁と屋根の塗装をしたとのことでした。
外壁は窯業系のサイディングでした。
窯業系サイディングとは、セメント質と繊維質を主な原料として板状に成形したものです。
デザインや色が多彩で木目調やタイル調など好みに合った外壁を選ぶことができます。
耐久性に優れており長く美観を保つことができ、火災に強いことも特徴です。
最近では住宅だけでなく商業建築、事務所などの非住宅分野にも使用され、最も使用されている外壁の建材です。


お客様が気にされてる箇所の写真です。
このようにサイディング自体がボロボロと崩れる症状を爆裂と言います。
外壁材の中に侵入した水分が凍結と融解を繰り返すことで外壁材を破壊します。
この状態になりますとサイディング自体に損傷があるため、塗装で回復することは難しく部分的に張り替える必要になります。
雨水の侵入経路は目地のシーリングや塗膜の劣化による雨水の浸透など様々ですので、それを調べる必要があります。


ベランダを調べてみると苔が大量に繁殖していました。
ベランダの水捌けが悪くなっており、ここから雨水が侵入しているようでした。
ベランダの防水工事が必要です。
外壁からの雨漏りだと思っていたら、ベランダやバルコニーからの雨漏りだったということも多くありますので、外壁や屋根だけでなくベランダの状態にも注意しなければなりません。


外壁は色あせやチョーキングも発生していました。
チョーキング(白亜化)とは、外壁を手で触るとチョークのような粉が付着することを言います。
紫外線によって塗膜が劣化し、塗膜に含まれている顔料がむき出しになること発生します。
色あせやチョーキングが発生しているということは、塗膜が劣化して防水性が低下しているため、サイディング自体に雨水が浸透して劣化を加速させてしまいます。
チョーキングは外壁の塗り替えのサインなので、発見したら業者に相談してみることをお勧めします。


雨戸は経年劣化で色あせて白サビが発生していました。
マジックロンというたわしで表面をこすってサビや汚れを落としてから塗装することで見違えるようにキレイになります。
外壁や屋根を塗装してキレイになると、雨戸や雨樋などの附帯部の汚れや劣化が目立ちます。
そのため、外壁・屋根塗装の際には、附帯部も一緒に塗装することをお勧めします。

ガイソー周南店では、ご相談・お見積りは無料ですのでお気軽にお問い合わせください。
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