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周南市で棟瓦の土台に棟金具を使用して「棟瓦取り直し工事」

2024.08.23
周南市で瓦屋根の漆喰の調査をして修繕を提案していたお客様より、工事のご依頼がありました。
本日の現場ブログでは、周南市で行った「棟瓦の取り直し工事」の様子を紹介します。

瓦屋根の漆喰の調査の様子はこちら
「周南市で瓦屋根の漆喰の調査、漆喰が剥がれて内部の葺き土が露出 」
まず、既存の棟瓦を撤去します。
棟瓦の設置に使用されている葺き土や漆喰なども撤去してキレイに清掃します。

棟瓦を撤去したところに棟金具を設置します。
その棟金具に芯材を固定して、棟の土台をつくります。
葺き土で土台をつくっていた元々の棟瓦よりも耐震性を向上させることができます。
棟金具と芯材の周囲に南蛮漆喰を詰めます。
南蛮漆喰は、漆喰に防水材などが配合されたもので通常の漆喰よりも防水性に優れています。
棟瓦の土台の外側だけでなく、南蛮漆喰を土台にして棟瓦を施工することもあります。

芯材に半丸の棟瓦を設置し、一枚一枚ビスでしっかりと固定していきます。
元々の棟には、一番上の冠瓦と熨斗瓦(のしがわら)が5段、積まれていました。
棟の段数が多いと屋根が重くなり地震や強風による影響が大きくなります。
数十年前は棟瓦の段数が多いほど格式が高い家と判断されていましたが、現在では安全性を優先させるために段数を少なくすることが増えています。
今回工事を行った周南市のお宅でも、のし瓦をなくして地震に強い棟にしました。
棟瓦の下地に棟金具を使用した「棟瓦の取り直し工事」の完了です。
棟瓦の段数を減らしたので意匠性は低下しましたが、耐震性は向上しました。

棟の漆喰の劣化から雨漏りなどの被害につながることもありますので、定期的な点検・メンテナンスを行うようにしましょう。
周南市で屋根・外壁に関するお悩みがある場合には、ガイソー周南店までお気軽にお問い合わせください。
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