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ガイソー周南店

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周南市で瓦屋根の漆喰の剥がれを補修する工事のお見積り

2021.03.20
本日の現場ブログでは、周南市で行った瓦屋根の現地調査の様子を紹介します。
周南市にお住いのお客様より「屋根の白い部分が剥がれたので見てほしい」とお問い合わせがあり、現地調査に伺いました。
現地で確認してみると「屋根の白い部分」とは「瓦屋根の漆喰」ことでした。
漆喰は消石灰を主成分とした建築材料で、瓦屋根だけでなく壁の上塗りなどにも使用されています。
瓦屋根に使用される漆喰には、瓦の接着や固定、平部の瓦と棟(屋根の頂上)の瓦との隙間を埋めて雨水の浸入を防ぐ役割があります。
他の建材と同様に経年により劣化していき、ひび割れたり剥がれてしまいます。
漆喰が剥がれると、隙間から雨水が浸入して雨漏りの原因になります。
また、棟瓦を固定する力が弱くなることで、瓦が動きやすくなりズレや割れが発生しやすくなります。
棟瓦の土台となっている葺き土の劣化も加速させます。
漆喰は太陽光や風雨などにさらされることで劣化し、15~20年程度で補修が必要になります。
周南市のお客様のお宅では築20年以上経過していたことから、劣化が進み、漆喰が剥がれている箇所が多くありました。
このまま放置していると、剥がれた箇所から雨水が浸入して、雨漏りが起きる可能性がある状態でした。
漆喰が剥がれているだけでなく、棟瓦のズレや歪みが起きていました。
瓦が動きやすくなっているので、地震や強風で瓦が落下してしまう危険性があります。

漆喰の傷みが軽微な場合には既存の漆喰を剥がして詰めなおす「漆喰詰め直し工事」での補修になりますが、漆喰の傷みが激しい場合には既存の棟瓦を取り外してから新しい漆喰を使用して棟を積み直す「棟瓦取り直し工事」での補修になります。
今回は、棟が歪んでおり、漆喰の劣化が進行しているため「棟瓦取り直し工事」での補修のお見積もりを出させていただくことになりました。

瓦の寿命は長く、50年以上使用できますが、漆喰が劣化することで雨漏りや棟の崩れが起きることがあるため、瓦屋根であっても点検やメンテナンスが必要なのです。
周南市で瓦屋根の点検・メンテナンスを検討されている方は、ガイソー周南店までお気軽にお問い合わせください。

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