Requires a javascript capable browser.

ガイソー周南店

ブログ

周南市で経年劣化したスカンジア瓦と外壁の調査

2019.10.03
 周南市にお住まいのお客様より、「外壁と屋根の塗装を考えているので見積もりをお願いしたい」とお問い合わせがあり、現地調査に伺いました。
築23年、2度目のメンテナンスで、外壁のチョーキングが気になっているとのことでした。


屋根は、スカンジア瓦と呼ばれる屋根材です。
乾式洋瓦とも呼ばれる屋根材で、塗装のトラブルが多い瓦です。
スカンジア瓦には、表面にスラリー層(着色セメント)という層があり、この層があることで塗装が困難です。
塗装した後に、劣化したスラリー層ごと塗膜が剥がれてしまい、塗装から5年も経たずに塗り替えないといけなくなるということもあります。
乾式洋瓦の塗装について知識のない業者が塗装するとトラブルになります。
そのため、乾式洋瓦の塗装は実績がある業者に頼むようにしましょう。
スカンジア瓦の塗装は、下地処理をしっかりと行うことと、スラリー強化プライマーで下塗りを行うことが大切です。

スカンジア瓦は塗膜が薄くなって、表面がザラザラしていました。
瓦自体の防水性はなく、瓦自体に雨水が浸透して強度が低下し、割れやすくなってしまいます。
塗り替えをして、防水性を回復させる必要があります。


お客様が気にされていたように、外壁はチョーキングが起きていました。
塗膜が劣化して、防水性が低下している状況です。
このまま放置していると、雨水が浸透してサイディングのひび割れなどの不具合につながります。
定期的に塗り替えることで、外壁の寿命を延ばすことができます。

建物全体の劣化状況を確認して、外壁塗装と屋根塗装を提案させていただきました。
住まいの外装リフォーム GAISO(ガイソー) トップ
ブログ
> 周南市で経年劣化したスカンジア瓦と外壁の調査