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下塗り塗料のシーラー、フィラー、プライマーの違い

2019.08.31
 外壁塗装は、下塗り・中塗り・上塗りの3回塗りを行います。
下塗りには下塗り塗料を使い、中塗り・上塗りには仕上げ塗料を使用します。
下塗り塗料には、シーラー、フィラー、プライマーがありますが、その違いを知っている方はほとんどいないのではないでしょうか?
そこで、今回のブログでは、シーラー、フィラー、プライマーの違いについてお伝えします。


・シーラー
シーラーとは、屋根や外壁に最初に塗る塗料のことで、外壁や屋根と仕上げ塗料との密着を良くする接着剤の役割があります。
また、劣化している外壁は塗料を吸い込んでしまうため、まずシーラーを塗ることで仕上げ塗料の吸い込みを防いでいます。
そのため、下塗りが不十分だと、塗装の耐久性が落ちてしまい、数年で塗膜が剥がれてしまったり、ムラができてしまうことがあります。
主に外壁材がサイディングの場合に使用します。

・フィラー
フィラーは、デコボコしている下地を平らにしたり、モルタル外壁のヘアークラックを補修するために使用する塗料です。
モルタルのような動きのある外壁には、塗料の弾性が強く、外壁の動きに追従する微弾性フィラーが使用されます。
シーラーよりも塗膜に厚みがあり、主に外壁材がモルタルの場合に使用します。

・プライマー
プライマーは、英語で「最初の」という意味があり、最初に塗る下塗り材のことをまとめてプライマーと呼ぶこともあります。
シーラーとの違いはいろいろと言われていますが、正しい定義はなく、同じものだと考えても問題ありません。


下塗りは、塗装の仕上がりに大きく影響を与えるため、下地の状況に合った下塗り塗料を使用することが大切です。
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