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ガイソー周南店

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外壁のクラック(ひび割れ)とは

2019.06.28
 今回のコラムでは、外壁のクラック(ひび割れ)についてお伝えします。

クラックとは外壁に生じたひび割れのことです。
クラックを大まかに分けると、塗膜に発生するクラックと外壁材自体がひび割れてしまうクラックに分かれます。

■塗膜に発生するクラック
・ヘアクラック

ヘアクラックは、髪の毛くらいの細いひび割れのことです。
クラックの幅が0.3mm以下、深さ4mm以下の細いひび割れです。
モルタル外壁や窯業系サイディングで見られ、主に外壁表面の塗膜にできるクラックです。
経年による塗膜劣化で素地の膨張収縮に耐えられなくなり、塗膜に亀裂が発生します。
また、施工時に塗料の乾燥時間が不適切だったり、下地との追従性が低い塗料を使用することでもヘアクラックが発生します。
ヘアクラックの状態であれば、建物の構造にすぐに影響するわけではありません。


■外壁材自体のクラック
・構造クラック

クラックの幅が0.3mmを超える大きさのクラックで、補修の必要があります。
雨水の浸入による外壁の劣化や躯体内部の劣化につながるので、専門業者に点検・補修を依頼しましょう。
微細なクラックが進行したり、地震や建物の不同沈下、筋交い等の不足などの構造的な欠陥が原因で発生します。
建物構造の木材が腐食したり鉄筋にサビが生じるので、大掛かりな工事が必要になる前に補修をおすすめします。
クラックの補修は、プライマーを塗り、シーリングや樹脂モルタルを充填して行います。
クラックの状態によっては、クラック面をカットして広げてから施工します。
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