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耐用年数20年以上の無機塗料とは?

2019.06.11
 外壁塗装の塗料には、一般的なシリコン塗料やウレタン塗料、フッ素塗料など様々な種類があります。
今回のコラムでは、無機塗料についてお伝えします。


無機塗料とは、塗料の原料に無機物を配合した塗料です。
無機物は炭素を含まない物質で、炭素は他の物質と結びやすいですが、その結びつきが壊れやすいという特徴があります。
それに対して、無機は壊れにくく、紫外線で劣化しないため、無機物自体は半永久的に耐久します。
ただし、塗料においては塗膜を形成する樹脂を有機でしかつくれないため、無機物の耐久性を生かしつつ有機物を混ぜて塗料として塗れるようにしたのが無機塗料です。

無機塗料の最大の特徴は、耐用年数の長さです。
外壁塗装に使用される一般的なシリコン塗料の耐用年数が10年、グレードの高いフッ素塗料が15年なのに対して、無機塗料の耐用年数は20年程度です。
他の塗料と比べて価格は高いですが、耐用年数が長く塗り替えの周期が長くなるのでコストパフォーマンスは高いです。

耐久性に優れている無機成分ですが、実はほとんどの塗料に含まれています。
含まれていると言っても顔料(色の成分)として使われているだけで、耐用年数が延びるわけではありません。
これを利用して、普通の塗料を無機塗料と偽る業者もいますので、注意が必要です。

無機塗料は、高価ですが、耐用年数の長い優れた塗料です。
外壁塗装にかかるランニングコストを抑えることができ、外壁塗装を長持ちさせたい方へおすすめの塗料です。
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