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防府市でサイディングに反りが出た外壁を点検しました

2019.04.12
 防府市でサイディング外壁の現地調査を行いましたので、その様子をお伝えします。


窯業系サイディングは経年による傷みで変形してしまうことがあります。
変形として最初に起こるのが弓状の反りです。
サイディングが反って下にあるボードよりも少しだけ浮いています。
反りがあると隙間ができ、その隙間から雨水が入り込みやすくなります。
別の部分にも染み込みやすくなるので、そこも反ってしまいます。


他にも浮いている箇所がありました。
サイディングボードの下部に剥がれている箇所があります。
内部に雨水が侵入しており、そこに水分が溜まってボードを劣化させた可能性が高いです。

サイディングの反りは比較的小さいため、釘やビスを増し打ちして反りを矯正することができます。
ただし、余計な力がかかるため、ひびが入ったり、割れてしまうこともあります。
反りが大きい場合には、その部分だけ新しいボードに張り替える必要があります。


サッシに付いた結露が雨垂れとなり、水を含み剥がれたと思われます。
水の吸収による膨張と乾燥時の収縮を繰り返したことで、サイディングが剥がれていました。
サイディングボードは、断面を見るとミルフィーユ状になっており、水が層と層の間に入り、水を含んだ層から剥がれてしまいます。
サイディングの剥がれた箇所は防水機能がありませんので、早めの補修が必要です。

ガイソー周南店では、お客様に最適なプランを提供できるよう努めています。
ご相談、外壁・屋根診断、お見積りは無料ですので、お気軽にお問い合わせください。
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