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ガイソー周南店

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下松市でのモルタル外壁と小庇の点検で外壁塗装のお見積り

2020.11.19
 下松市にお住いのH様より「他の業者で塗装の見積りを取ったけど、ひとつの業者だけだと不安なので適正な金額が知りたい」とご相談がありました。
現地調査をさせていただき、お見積りを出させていただくことになったので、その様子をお伝えしていきます。


H様のお宅の外壁はモルタル壁で、前回の塗装から10年以上経っているので外壁の塗り替えを検討中とのことでした。
モルタル壁は、セメントと砂、水を混ぜて作られており、丈夫な外壁ですが、モルタル自体には防水性がないため、塗装を行うことで防水性を高めています。
モルタル外壁の建物は、防水性の低下が主な理由で不具合が発生するので、寿命を延ばすために定期的なメンテナンスが重要です。
モルタル外壁で良く発生する不具合には、チョーキング・カビの繁殖・クラック(ひび割れ)などがあります。


チョーキングが発生しています。
チョーキングとは、外壁を手で触ると白い粉が付く現象のことを言います。
塗料は塗膜になる成分の樹脂と色を付ける顔料、その他にも防カビ剤や粘度調整剤などから作られています。
チョーキングは、紫外線や風雨により表面の塗膜が分解され、色を付けている顔料が表面に浮き出ることで発生します。
チョーキングが発生しているということは、塗膜が劣化して防水性が低下している証拠なので塗り替えの目安になります。
H様のお宅でもチョーキングが発生しているので、塗替えが必要です。


ヘアクラック(ひび割れ)が発生していました。
ヘアクラックとは、幅0.3mm未満の髪の毛の太さ程度のひび割れのことです。
ヘアクラックの段階では今すぐ対処が必要というわけではありませんが、幅が広がってくると雨水の侵入する恐れがありますので、今のうちに補修することが大切です。


小庇は、錆は見られませんでしたが、鉄部が色あせており、外壁との取り合い部のシーリングが劣化していました。
外壁との取り合い部分のシーリングが劣化することで雨水が侵入することが多いです。
庇からの雨漏りは、雨水が外壁と内壁との間に染みていくため発見しづらく、気づかないうちに雨漏りが進行していたということが多いため、定期的にメンテナンスをすることが重要です。

庇(ひさし)とは?役割と補修方法はこちらをご覧ください


定期的に塗替えをしているため、それほど状態は悪くありませんでしたが、チョーキングの発生など塗り替えのサインも出ており塗装の時期にきていると言えます。
お家を長持ちさせるためには、早め早めのお手入れが大切です。
お客様の希望や外壁の状態に合わせて、「シリコン塗料」「フッ素塗料」「無機塗料」の3種類のお見積りを出させていただくことになりました。

外壁塗装の費用は、外壁の面積や劣化状態、使用する塗料などによって大きく変化します。
そのためガイソー周南店では、家の大きさや内容にもよりますが、現地調査には30~60分かけて行わせていただきます。
外壁や屋根の状態が気になる方は、お気軽にお問い合わせください。
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