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周南市の方へ、屋上のシート防水のメリット・デメリット、劣化症状

2021.01.23
屋上(陸屋根)やベランダ・バルコニーで雨漏りが起きると、天井や壁のシミ、カビの発生、木造の柱や梁などの腐食といった被害が生じます。
また、鉄筋や鉄骨造の建物であっても、構造に錆を発生させ、錆が進行することで強度を低下させてしまいます。
そのため、屋上やベランダ・バルコニーには雨から建物を守るために防水工事が施されています。
本日のブロブでは、周南市の方へ、防水工事のひとつ「シート防水」についてお伝えします。
シート防水は、防水性のあるシートを敷いて防水層を形成する防水工事です。
シートはゴムや塩ビ(塩化ビニール)でできています。
かつては価格が安いゴムシート防水が主流でしたが、塩ビシート(厚さ1.5~2.5mm)と比較してゴムシート(厚さ1.2~2.0mm)の方が薄いためカラスなどの鳥につつかれたり飛来物等で破れやすいことから、現在では塩ビシート防水が主流になっています。

・シート防水のメリット
シート防水は、ビルやアパートの屋上など広い場所にも短期間で施工できます。
安価で、耐久性に優れています。

・シート防水のデメリット
施工する場所にあわせてシートを敷き防水層を形成するので、複雑な形状の場所には不向きです。
シートの重なり部分の処理に職人の技術の差が出やすく、高い技術力が必要になります。
シート防水は紫外線や熱、風雨などで劣化していき、シートの膨れや破れ、剥がれなどの症状が現れます。
・膨れ
シートの下側に入り込んだ水分が蒸発して水蒸気になり体積が増えることで膨れます。
膨れが生じても漏水することはありませんが、膨れている箇所は破れてしまう可能性が高くなります。

・破れ、傷
台風や強風による飛来物やカラスなどの鳥につつかれるなどでシートに傷ができたり、破れてしまう可能性があります。
シートの破れや傷から雨水が浸入してしまいます。

・剥がれ、めくれ
シートの端部や重なり部分の接着剤が劣化するとシートが剥がれます。
シートの剥がれが進行すると、強風でシートがめくれます。
下地が露出するので、雨漏りが起きます。


屋上やベランダ・バルコニーの漏水・雨漏りを防ぐために、定期的な点検やメンテナンスを行いましょう。
周南市で屋上のシート防水の点検・メンテナンスを検討されている方は、ガイソー周南店までお気軽にお問い合わせください。
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