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光市の方へ、谷樋(谷板金)とは?劣化を放置すると雨漏りの原因に

2021.01.16
本日のブログでは、光市の方へ、谷樋(谷板金)についてお伝えします。
谷樋は、屋根の谷(屋根面と屋根面がぶつかり合って谷状になっている部分)に取り付けられている金属の板のことで、谷板金とも言います。
谷樋には屋根に降った雨を集めて排水する役割があります。
全ての屋根に雨樋があるわけではなく、切り妻(本を被せたような三角屋根)や寄棟(4方向に傾斜している屋根)、片流れ(傾斜が一方向の屋根)といった形状の屋根には雨樋はありません。
谷樋の素材には、かつては銅板やトタン(亜鉛メッキ鋼板)が使用されていましたが、現在ではガルバリウム鋼板やステンレスが使用されています。
銅板は、緑青(ろくしょう)と呼ばれる錆が生じ、この緑青が板金の表面に膜をつくることで腐食を防いでくれ、長持ちすると言われていましたが20~30年程度で穴が開いてしまうことがあります。
一般的にはガルバリウム鋼板が使用されますが、雨水が多く錆が発生しやすい箇所なので、より錆に強いステンレス製のものがおすすめです。
谷樋を交換するには、谷樋の周辺の屋根材を取り外さなければならず、費用が高額になりがちです。
雨水が集まる部位なので劣化しやすく、屋根にあるので地上からでは見えにくく劣化に気づきにくいため、屋根の中でも雨漏りが起きやすい部位と言えます。
経年により谷樋が歪んでしまうと水が溜まりやすくなり、錆が生じやすくなります。
錆が進行して腐食し、穴が開いてしまうと、そこから雨水が浸入して雨漏りにつながります。
また、歪んだり、ゴミなどが溜まることで、谷樋から雨水が溢れてしまい、雨漏りにつながることもあります。
谷樋の下にはルーフィング(防水紙)があるので、ルーフィングに不具合がなければ室内に雨水が浸入することはありませんが、浸入した雨水はルーフィングの劣化を加速させる原因になるため、谷樋の不具合は早めに修理する必要があります。
谷樋は雨水を排水するための部位なので、雨水の量が多くなり傷みやすく、雨漏りの原因になりやすい箇所です。
定期的に谷樋の点検を行うことで、雨漏りのリスクを減らすことができます。
光市で谷樋(谷板金)の点検・修理をご希望の方は、ガイソー周南店までお気軽にお問い合わせください。
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