Requires a javascript capable browser.

ガイソー周南店

ブログ

周南市の方へ、陸屋根(屋上)からの雨漏りと点検・メンテナンス

2020.11.21
本日のブログでは、周南市の方に陸屋根(屋上)の点検とメンテナンスについてお伝えします。
陸屋根(屋上)は、勾配がなく平坦な形状をしている屋根です。
排水性の面から僅かに勾配がありますが、他の形状の屋根と比べて水はけが悪く、水が溜まりやすいため漏水や雨漏りなどのリスクが高くなります。
漏水や雨漏りが発生すると、建物内部に浸入した雨水により天井や壁にシミができたり、カビの発生原因になり健康被害にもつながってしまいます。
また、木造であれば柱や梁を腐食させ、鉄骨造であっても骨組みを錆を生じさせて建物にダメージを与えます。
それを防ぐために、陸屋根には防水工事が施されて、防水性のあるシートや塗膜で表面を保護しています。

防水処理は経年とともに徐々に劣化していき、ひび割れなどから雨水が浸入して漏水や雨漏りが起きます。
そのため、防水処理の定期的な点検とメンテナンスが大切なのです。

防水処理の点検で気を付けなければならない症状

・排水不良
ドレン(排水口)が飛散してきた落ち葉やゴミによって詰まると、雨水が排水されずに溜まります。
放置していると、防水層の劣化を早めてしまいます。
・色褪せ
防水層を保護しているトップコートが劣化している状態です。
トップコートの劣化で防水層が露出すると、紫外線や風雨などにさらされ、劣化が早くなります。
・傷、ひび割れ
防水層に傷やひび割れができると、雨水が浸入します。
シート防水では、カラスなど鳥がシートを破ってしまうこともあります。
・防水層の浮き、めくれ
シートを使用した防水で見られる症状で、下地とシートの密着性が悪くなると防水性が浮き上がります。
放置していると劣化が進行し、強風にあおられることでシートがめくれてしまい、防水性がなくなります。

防水層のメンテナンス

防水層に上記のような劣化症状が見られる場合には、メンテナンスを検討しましょう。
防水層に傷みやひび割れがなく、表面のトップコートが色あせているだけであればトップコートを塗り替えることで防水層の劣化を抑え長持ちさせることができます。
防水層が劣化してからメンテナンスをするよりも5年おきにトップコートを塗り替えるほうが費用を節約できます。

防水層の劣化が激しい場合には、状態にあわせてウレタン防水やシート防水といった防水工事を行います。
・ウレタン防水
液状のウレタン樹脂を塗ることで、防水層を形成する防水工事です。
塗料なので複雑な形状でも施工しやすく、継ぎ目ができずキレイに仕上がります。

・シート防水
ゴムや塩化ビニールでつくられているシートを敷くことで、防水層を形成する防水工事です。
シートを張りつけるて仕上げるので、広い面積でも短期間で施工できます。

・FRP防水
ガラス繊維と不飽和ポリエステル樹脂を組み合わることで、防水層を形成する防水工事です。
ウレタン防水と同じように継ぎ目ができず、耐久性に優れています。


陸屋根から雨漏りが発生すると、さまざまな被害が生じてしまいます。
そのため、定期的に点検をして、メンテナンスを行いましょう。
周南市で陸屋根の点検・メンテナンスを検討されている方は、ガイソー周南店までお気軽にお問い合わせください。
住まいの外装リフォーム GAISO(ガイソー) トップ
ブログ
> 周南市の方へ、陸屋根(屋上)からの雨漏りと点検・メンテナンス