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防府市で塗り替えによる外壁リフォームの必要がある外壁の点検

2020.10.12
本日のブログでは、防府市で行った外壁の点検の様子を紹介します。
「前回、外壁塗装をしてから15年経過しており時期的に塗り替えを検討している」とお客様からお問い合わせをいただき、現状の確認をするために外壁調査を行いました。
築25年の窯業系サイディングの外壁でしたが、全体的に色あせていました。
窯業系サイディングは、セメント質原料や繊維質原料などを混ぜ合わせて成型した板状の外壁材です。
耐久性や防火性に優れており、デザインが豊富で、初期費用を抑えられることから多くの住宅で使用されています。
窯業系サイディング自体は素材がセメントなため防水性が低く、塗り替えによるメンテナンスが欠かせません。

15年間、太陽光や風雨にさらされていたことで、塗膜が劣化している状態です。
色褪せは塗膜の防水性が低下しているサインになります。
色褪せを放置していると起きるのが、「チョーキング現象」です。
外壁を触ると画像のように手に白い粉のようなものが付着する現象のことをチョーキング現象と呼びます。
このチョーキングは塗膜が分解されて顔料(色成分)が塗膜表面に浮き出ることで起きます。
この状態のときに外壁を塗り替えることでメンテナンスの費用を抑えることができます。
外壁に触るだけで塗膜の状態を確認できるため、新築や塗り替えから10年程度経過している場合には、チョーキングが起きていないか確認してみることをおすすめします。
部分的にですが、塗膜が剥がれている箇所がありました。
塗膜の剥がれを放置すると、防水性がなくなることでサイディングに雨水が浸透してしまい、サイディング自体の劣化につながります。
反りや浮き、ひび割れの原因になります。
今の状態であれば塗り替えで済みますが、サイディングの劣化が進行すると張り替えなければいけなくなります。
塗膜の剥がれを発見したら、早めに業者に見てもらいましょう。
窯業系サイディングはボードとボードの継ぎ目に隙間ができるため、シーリングというゴムのようなもので塞がれています。
シーリングが劣化して隙間ができていました。
隙間から雨水が浸入して雨漏りの原因になります。
シーリングは早いと新築から5年程度で傷みが見られるようになります。
外壁の中でも重要な部位なので、定期的に状態を確認しましょう。
外壁の塗膜は劣化していましたが、外壁材自体に損傷はなかったため、塗り替えでのメンテナンスを提案しました。

早めのお手入れが建物の寿命を長くすることにつながりますので、定期的な点検・メンテナンスをおすすめします。

防府市で塗り替えによる外壁リフォームを検討されている方は、ガイソー周南店までお気軽にお問い合わせください。
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