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山口市にて台風で棟瓦(むねがわら)が飛散した瓦屋根の点検

2020.10.10
 本日のブログでは、山口市で行った屋根の無料点検の様子をお伝えします。


今回は、「台風で屋根の瓦が飛んだので修理してほしい」と問い合わせがあり、点検に伺いました。
屋根を見てみると、台風で飛んだのは瓦屋根の棟瓦でした。
棟瓦(むねがわら)は、瓦屋根の棟(屋根面と屋根面がぶつかって凸状になっている部位)に使用する瓦のことです。
棟は屋根の結合部であり雨水が浸入しやすい部位なため、棟瓦を施工して雨水の浸入を防いでいます。
棟の頂上部に施工する半円型の棟瓦を「冠瓦(かんむりがわら)」、冠瓦の下に施工する短冊型の棟瓦を「のし瓦」と呼びます。


実際に屋根に上って近くで見た画像です。
冠瓦が飛散していただけで、棟自体がズレたり歪んでいることはなく、冠瓦の復旧だけで修理できそうでした。
棟自体に歪みがあると、棟瓦を積み直さなければならず、修理費用が高くなってしまいます。
飛散した瓦は割れていなければ再利用できますが、割れていたので新しい瓦を施工する必要があります。


棟瓦が飛散した箇所以外も見ていきます。
他の棟に問題はありませんでした。
棟瓦は動かないように銅線で固定されています。
この銅線が緩んだり、切れてしまうと、棟瓦が動きやすくなり、棟瓦の飛散や崩れなどの危険性が高くなります。
今回の点検では銅線が切れている箇所はありませんでした。


瓦に不具合はありませんでした。
瓦は屋根材の中でも耐久性が高く、耐用年数は50年以上と言われています。
ですが、強風により飛来物で割れたり、台風や地震でズレてしまうことがあるので、瓦屋根全体を確認する必要があります。


瓦屋根の棟は雨漏りの原因になりやすい部位です。
劣化を放置していれば雨漏りの原因になってしまい、大掛かりな工事が必要になると修理費用が高くなってしまいます。
そのため、棟瓦を固定している銅線が切れていたり、棟瓦が飛散している場合には、メンテナンスを行いましょう。

山口市で棟瓦の点検・修理を検討されている方は、ガイソー周南店までお気軽にお問い合わせください。
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