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ガイソー周南店

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山口市の方へ、塗り替える必要がある乾式洋瓦(モニエル瓦)について

2020.09.26
本日のブログでは、山口市の方へ、乾式洋瓦(モニエル瓦)についてお伝えします。
乾式洋瓦(モニエル瓦)はセメント瓦の一種で、屋根材メーカーによってはモニエル瓦、スカンジア瓦、パラマウント瓦などと呼ばれています。
乾式洋瓦の主成分はセメントと川砂です。
そのため、瓦自体の防水性は低く、表面を塗装して防水性を確保しています。
セメント瓦やスレート屋根材などと異なり、その塗装に「着色スラリー」というセメントや砂などと同質の着色剤が使用され、スラリー層の上からアクリル樹脂の透明な塗料が塗装されています
経年や紫外線、風雨などにより表面の塗膜が剥がれると、瓦自体に雨水が浸透してしまいます。
そうなると、表面がざらついたり、瓦の強度が低下して軽い衝撃で割れてしまうなどの悪影響が起こります。
そのため、定期的な屋根塗装によるメンテナンスが必要になります。
色あせていたり、苔やカビが繁殖していたら塗り替えを検討しましょう。
乾式洋瓦のスラリー層が塗装を困難にしています。
スラリー層の上から塗装すると、古いスラリー層が剥がれるときに新しい塗料が一緒に剥がれてしまいます。
それを防ぐためには、入念な高圧洗浄でスラリー層を取り除く、または、スラリー強化プライマーで下塗りを行いスラリー層を強化する、といった2つの方法があります。
ガイソー周南店では、スラリー強化プライマーを使用する方法をおすすめしています。

現在では、製造・販売している業者が少なくなり、乾式洋瓦に割れや欠けがある場合に交換することが困難になっています。
そのため、割れや欠けがある場合には、屋根の葺き替えも検討する必要があります。
乾式洋瓦は定期的な屋根塗装が必要です。
しかし、乾式洋瓦の塗り替えは、他の屋根材と比べて難しく、「数年で塗膜が剥がれた」といったトラブルが多くあるため、必ず乾式洋瓦の塗り替えの実績がある業者に頼みましょう。

山口市で乾式洋瓦(モニエル瓦)の塗り替えを検討されている方は、ガイソー周南店までお気軽にお問い合わせください。
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