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ガイソー周南店

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防府市の方へ、台風や強風で剥がれ・飛散しやすい棟板金について

2020.09.14
本日のブログでは、防府市の方へ、棟板金についてお伝えします。
棟板金とは
棟板金は、スレート屋根や金属屋根の頂上部分である「棟」に取り付けられた板金(金属の板)のことです。
屋根と屋根の面が突き合わさる部分には、どうしても隙間ができてしまいます。
そこから雨水が浸入しないように棟板金で覆っています。
棟板金がなければ雨水が浸入して、雨漏りが起きてしまうため、重要な部位です。

屋根の頂上にあるため、風の影響を受けやすく、台風や強風で剥がれや飛散などの被害が発生しやすい部位です。
ガイソー周南店でも台風の後には、「屋根の上にある金属が剥がれた」といったお問い合わせを多くいただきます。
風の影響を受けやすいため、強風にも耐えられるように設置されていますが、屋根の頂上という過酷な環境にあるため耐久性が低下していき剥がれや飛散といった被害が起きてしまいます。

棟板金は貫板という板に釘やビスで固定されています。
経年により、この釘やビスが浮いてくると棟板金を固定している力が弱くなり、板金自体が浮いてしまいます。
棟板金が浮いている状態で、強風が吹くことで剥がれてしまいます。
また、釘穴から雨水が浸入することで、貫板が腐食し、釘を固定できなくなり、棟板金の剥がれ・飛散につながります。

棟板金が飛散することで雨漏りが発生し、天井のシミ、柱や梁など建物構造の腐食、カビの発生による健康被害などにつながります。
また、飛散した棟板金が当たり、歩行者をケガさせたり、窓ガラスを割ってしまうといった可能性もありますので、定期的な点検やメンテナンスを必ず行いましょう。
棟板金の交換は、10~15年程度を目安に行いましょう。
棟板金の素材はトタンやガルバリウム鋼板が使用されており、耐用年数15年以上を期待できますが、板金の寿命よりも早く釘の浮きや貫板の腐食が起きる可能性があります。

棟板金の交換では、板金だけでなく貫板も交換します。
新しい貫板に樹脂製のものを使用すれば、腐食の心配がなくなり、耐久性を上げることができます。
また、板金の固定に釘ではなく、緩みにくいビスを使用することで、台風や強風でも剥がれにくい棟板金になります。
棟板金の剥がれ・飛散を火災保険で直せる場合があります。
火災保険は、火災による被害だけでなく、台風や豪雨、雹、落雷といった自然災害による被害にも適用されます。
そのため、棟板金の剥がれや飛散が強風によるものであれば、自己負担なしで修理できる可能性があります。
ただし、経年劣化によるものは火災保険が適用されないので、注意してください。

ガイソー周南店でも火災保険を適用した工事を数多く行っていますので、ご遠慮なくご相談ください。
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