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岩国市でサイディングを固定している釘の周りから割れた外壁の点検

2020.09.10
本日のブログでは、岩国市で行った外壁の点検の様子をお伝えします。
岩国市で点検を行った外壁には、窯業系サイディングが使用されていました。
窯業系サイディングは、セメントや繊維質原料を混ぜ合わせて成型した外壁材です。
セメントでつくられているため、防水性が低く、塗装により防水性を高めています。
そのため、塗膜が劣化すると、サイディングに雨水が浸透するようになり、外壁材の劣化が進行します。

岩国市のお宅では、外壁が色あせていました。
色褪せは塗膜が傷んできている証拠です。
画像では分かりにくいですが、サイディングに反りが生じ、浮いていました。
サイディングは雨水の浸透による体積の膨張と乾燥による収縮を繰り返すことで徐々に変形し、反りや浮きが生じます。
変形が大きくなると、ひび割れたり、隙間から雨水が浸入してしまいます。

サイディングの反りが少ない場合には釘やビスを増し打ちして固定し、サイディングの反りが大きい場合には部分的にサイディングを張り替えます。
サイディングの変形が進んだことで、釘で固定されている部分に負荷がかかり、ヒビが入っていました。
ヒビが入りできた隙間から雨水が浸入してしまいます。
釘やビスの周辺はひび割れが起きやすいため、注意する必要があります。
サイディングのつなぎ目に充填されたシーリングが劣化し、ひび割れて隙間ができていました。
シーリングは外壁の中でも雨漏りが起きやすい部位で、割れや剥がれなどによりできる隙間から雨水が入り込み、サイディングの劣化や内部の腐食、雨漏りにつながります。
シーリングの劣化がかなり進行していたため、メンテナンスをする必要があります。

サイディングの色褪せや浮き、割れ、シーリングのひび割れなどから、外壁塗装とシーリングの打ち替えによるメンテナンスを提案しました。

岩国市で外壁や屋根の点検を希望される方は、ガイソー周南店までお気軽にお問い合わせください。
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