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ガイソー周南店

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周南市の方へ、化粧スレート屋根について

2020.04.10
 本日のブログでは、周南市の方へ化粧スレート屋根について紹介します。


化粧スレートは、セメントと繊維材料を混ぜて加圧成形した厚さ5mm程度の板状の屋根材で、カラーバリエーションが豊富で価格が低いことから多くの住宅で広く使用されています。
化粧スレートの商品名である「カラーベスト」や「コロニアル」などと呼ばれることもあります。

化粧スレートの表面は塗料の膜で覆われており、この塗膜が劣化の原因となる紫外線や風雨から化粧スレートを守っています。
ですが、塗膜は永遠にそのままというわけではなく、徐々に劣化していき、剥がれたり破壊されます。
塗膜が破壊されると、防水性が低下して、化粧スレートに雨水が浸透するようになり、劣化が早くなります。
屋根塗装で塗膜を新しくすることで、化粧スレートの劣化を遅らせることができます。
そのため、新築から8~10年程度を目安に屋根塗装をすることをおすすめします。
屋根と同じように外壁も塗膜で守られており、足場代を節約するためにも、屋根塗装と外壁塗装を同時に行いましょう。


化粧スレート屋根には棟(屋根の頂上部分)に板金が使用されています。
棟板金の素材にはトタンやガルバリウム鋼板が使用されており、素材自体の耐用年数は15年以上を期待できますが、棟板金を固定している貫板(下地)や釘などはそれよりも早く劣化し雨漏りの原因になる可能性がありますので、屋根塗装の際には棟板金の交換をおすすめします。
棟に屋根裏の熱気を外に排出できる換気棟を設置することで、夏場の室内温度の上昇を抑えることもできます。


新築から20年以上経過している場合には、屋根塗装ではなく屋根カバー工法や葺き替えをおすすめします。
なぜなら、20年以上経過していると化粧スレート自体が劣化しているだけでなく、屋根材の下にあるルーフィング(防水シート)や野地板(屋根下地)が劣化している可能性があるからです。
屋根カバー工法や葺き替えで、新しいルーフィングを敷設したり野地板を補修し、屋根材を新しくすることが必要になります。
化粧スレートの状態を把握し、適切なメンテナンスを行うことが大切ですので、化粧スレートの状態が気になる場合には専門の業者に屋根点検をしてもらいましょう。


周南市で化粧スレートの点検・メンテナンスを検討されている方は、ガイソー周南店までお気軽にお問い合わせください。
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