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ガイソー周南店

ブログ

山口の防水工事

2020.04.02
 本日のブログでは、山口の方へ建物の屋上やベランダ・バルコニーの防水工事についてお伝えします。


建物の屋上やベランダ・バルコニーは床面に勾配(傾斜)がほとんどなく雨水が溜まりやすい構造をしているので、雨漏りしないように防水性のある塗料やシートなどで防水処理が施されています。
雨漏りが起きると建物内部に雨水が浸入してしまい、天井に染みができたり、天井から雨水が滴り落ちたり、カビが発生して健康被害につながってしまう可能性もあります。
そのため、経年により劣化して防水性が低下した防水層を補修する防水工事をする必要があります。

防水工事には、いくつか種類があり、それぞれ特徴や耐用年数、費用が異なります。
・ウレタン防水

ウレタン防水は、液状のウレタン樹脂を塗り、防水層をつくる防水工事です。
塗料なので複雑な形状でも施工でき、継ぎ目のないキレイな仕上がり面が特徴です。
また、既存の防水層を撤去せずに上から重ねて施工ができるというメリットもあります。
耐用年数は10~12年で、費用は1㎡当たり4,000~7,500円程度です。

・シート防水

シート防水は、防水性のあるシートを敷いて、防水層をつくる防水工事です。
以前は価格の安いゴムシートが使用されていましたが、耐候性や耐久性が劣ることから現在では塩化ビニルシートが主流です。
複数のシートを敷いていくので、必ずシートとシートの重なりができます。
シートの重なり部分はシート防水特有の弱点といえ、重なり部分の接着力が低下するなどでシートが剥がれ隙間ができることで雨漏りにつながってしまいます。
工場で施工されたシートで施工するので、施工面積が広くてもムラなく均一に施工できます。
耐用年数は12~18年で、費用は1㎡当たり4,500~7,500円程度です。

・FRP防水

FRP防水は、ガラス繊維と液状のポリエステル樹脂を使用して、防水層をつくる防水工事です。
屋上駐車場などにもFRP防水が使用されており、自動車の走行に耐えられるほど頑強です。
ガラス繊維のマットを敷き、その上から液状のポリエステル樹脂を塗布するので、ウレタン防水のように継ぎ目のない防水層を形成できます。
耐久性の高い防水ですが伸縮性がないので、変化量の大きい木造の広めのベランダなどには不向きです。
耐用年数は12~20年で、費用は1㎡当たり5,000~8,000円程度です。


山口で屋上やベランダ・バルコニーの防水工事をお考えの方は、ガイソー周南店までお気軽にお問い合わせください。