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ガイソー周南店

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周南市の方へ、屋根の板金工事について

2020.03.26
 本日のブログでは、周南市の方へ、屋根の板金工事についてお伝えします。


屋根の棟(屋根の頂上部分)や谷(屋根の面と面がぶつかって凹んでいる部分)、取り合い部分(1階の屋根と2階の外壁がぶつかっている部分)は、隙間ができやすく、雨仕舞いのために板金を取り付けています。
雨仕舞いは、雨水が溜まるのを防ぎ、適切に排水させることをいいます。
雨仕舞いをしっかり行っていないと、排水がうまくいかず雨水が溜まってしまい屋根材や板金、外壁の劣化を早めてしまったり、雨漏りの危険性が上がってしまいます。
屋根の板金は部位ごとに名称があり、棟の板金は「棟板金」、谷の板金は「谷樋(谷板金)」、取り合い部分の板金は「雨押え板金」などと呼ばれています。


屋根の板金は、経年や紫外線、雨水などにより、錆が発生して穴が開いたり、変形したり、釘が抜けそうになったり、継ぎ目のコーキングの劣化などの症状が現れます。
板金が劣化することで雨水が浸入してしまうので、雨漏りを防ぐために板金工事が必要になります。

屋根の板金工事では、劣化した板金を交換することで行います。


・棟の板金工事の流れ
1.既存の棟板金を撤去
釘を抜いて劣化した棟板金と貫板(ぬきいた)という棟板金の下地を撤去します。
2.貫板を設置
新しい貫板に樹脂製のものを使用することで、貫板の腐食を防止して釘・ビスの緩みを抑えることができます。
3.棟板金を取り付け
棟板金の固定は錆びにくいステンレス製のビスを使い、雨水が浸入しないよう棟板金の上からではなく横から留めます。
4.コーキング処理
板金の継ぎ目から雨水が浸入しないようにコーキングで防水処理をします。
5.完成


・谷の板金工事の流れ
棟板金は屋根材の上に取り付けているので板金工事をするのは難しくありませんが、谷板金は屋根材の下に設置しているので交換するために一旦、周囲の屋根材を剥がさなければならず手間がかかります。
1.屋根材を撤去
谷樋の周囲の屋根材を剥がします。
2.既存の谷樋を撤去
劣化した谷樋を撤去します。
3.ルーフィング(防水シート)の補修
新しいルーフィングを敷きます。
4.谷樋の設置
新しい谷樋を設置します。谷樋は交換に手間がかかるので、新しい谷樋には錆びに強いステンレス製がおすすめです。
5.屋根材の施工
谷樋の周囲に屋根材を施工します。
既存の屋根材が瓦なら撤去した屋根材を再利用できますが、スレートやアスファルトシングルなどは再利用できません。
6.完成

屋根の板金が劣化することで雨漏りの原因になるので、定期的に板金工事を行いましょう。
周南市で屋根の板金工事をお考えの方は、ガイソー周南店までお気軽にお問い合わせください。
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