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ガイソー周南店

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周南市で漆喰工事を検討されている方へ

2020.03.07
 瓦屋根の棟には漆喰という材料が使用されています。
漆喰は消石灰(水酸化カルシウム)につなぎとしてスサ(麻)やノリなどを混ぜたもので、瓦の固定という役割があります。
漆喰の劣化が原因で瓦屋根の棟から雨漏りするということも少なくありません。
本日のブログでは、周南市の方へ、漆喰工事について紹介します。


瓦屋根の棟瓦は葺き土でつくられた土台の上に設置されており、葺き土の外側に漆喰を施工することで雨水が浸透したり、葺き土が流れ出るのを防いでいます。
経年とともに漆喰が劣化すると剥がれてしまいます。
そうすると葺き土に雨水が浸透して葺き土を劣化させ、棟の歪みやズレなどの原因になります。
それだけでは済まず、地震などで棟が崩れてしまえば被害が大きくなってしまいます。
また、漆喰は瓦と棟瓦の隙間に施工されているので目立ちにくく、漆喰の劣化に気づきにくいため、気づいたときには劣化が進行していたということも多くあります。
そのため、定期的に漆喰のメンテナンスをすることが大切です。


漆喰工事の方法には、「漆喰詰め直し」と「棟瓦取り直し」の2つあり、棟の劣化状況にあわせて工事を行います。
漆喰は剥がれているが棟の歪みがなく、劣化が軽微な場合には漆喰詰め直しを行います。
漆喰詰め直しは、既存の劣化した漆喰を剥がしてから新しく漆喰を詰めなおす工事です。
漆喰を詰めすぎて厚くなりすぎると、雨漏りの原因になるので、厚みに気を付ける必要があります。


葺き土が流れていたり棟がゆがんでおり、劣化が激しい場合には棟瓦取り直しを行います。
棟瓦取り直しは、棟を撤去してから新しい漆喰を使用して棟瓦を施工しなおす工事です。
撤去した棟瓦は再利用できますが、葺き土と漆喰は処分します。
漆喰詰め直しよりも手間がかかるので費用は高くなります。

どちらの漆喰工事をすればいいのか、ご自分で判断することは難しいので、専門の業者に点検をしてもらい、アドバイスしてもらいましょう。
周南市で漆喰工事を検討している方は、ガイソー周南店までお気軽にお問い合わせください。
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