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屋上やベランダの防水工事の種類

2020.02.11
 屋上(陸屋根)やベランダ・バルコニーの床面には、雨水が浸入しないように防水処理が施されています。
屋上やベランダには、ほとんど傾斜がなく、凹型をしているので雨水が溜まりやすく、雨漏りしやすい造りをしています。
そのため、屋上やベランダ・バルコニーの床面には防水工事をして防水層を形成して雨漏りを防いでいます。
防水層を形成する工事には様々な種類があり、一般的な住宅で用いられることが多いのは、「ウレタン防水」「シート防水」「FRP防水」の3つです。


・ウレタン防水
液状をウレタン樹脂を塗ることで防水層を形成する方法です。
塗料なので複雑な形状でも施工でき、継ぎ目がなくキレイに仕上がり、シート防水のように継ぎ目から捲れるということがありません。
また、柔軟性が高いので、ひび割れが起きにくいのが特徴です。
防水工事の中では安価で、塗料を均一になるように塗り重ねるので、職人の技術により仕上がりに差が出てしまいます。

・シート防水
防水性のあるシートを張り付けて防水層を形成する方法です。
シートを張り付けるだけなので低コスト・短期間で施工できます。
シート防水には、シートとシートの重なり部分(結合部分)があり、防水層の弱点になりやすく、この結合部分からシートがめくれてしまうと雨漏りの原因になります。

・FRP防水
ガラス繊維と液状のポリエステル樹脂を組み合わせて防水層を形成する方法で、防水工事の中で最も防水性に優れています。
FRPは浴槽や貯水槽などにも使用されるほど耐久性や耐水性に優れており、FRP防水は強度が高いので車両の走行にも耐えられるため屋上駐車場の防水にも使用されます。
FRP防水の塗膜は硬化速度が速いので、施工期間を短くでき、一般のベランダやバルコニーなら1~2日で施工できます。
塗膜で防水を形成するので、ウレタン防水のように継ぎ目なくキレイに仕上がります。


防水層の種類や状態によって適切なメンテナンスの方法が異なります。
そのため、屋上やベランダの防水工事をする場合には、専門の業者に点検してもらいましょう。
防水工事についてのご相談は、ガイソー周南店にお問い合わせください。
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